イベントレポート

2015年6月4日木曜日

【イベントレポート】HTC × ITmedia 「HTC J butterfly HTV31」ハンズオンイベント 2015/06/03

ITmediaさんのHTC J butterfly HTV31のイベントに招待されたので参加してきました。



【イベント概要】
HTC × ITmedia 「HTC J butterfly HTV31」ハンズオンイベント

日時  :2015年6月3日(水)19時~21時
場所  :Gibson Brands Showroom TOKYO
主催  :HTC NIPPON株式会社
企画協力:アイティメディア株式会社 ITmedia LifeStyle編集部
協賛  :サンディスク株式会社

参加者募集ページ:出演者&企画情報追加しました!:かつてない“音”を実現した最新スマホ「HTC J butterfly HTV31」にいち早く触れるチャンス!――ブロガーイベント参加者募集 - ITmedia LifeStyle


au 2015年夏モデル「HTC J butterfly HTV31」は、曰く「ディスプレイ、カメラ、オーディオに注力した」高性能なスマートフォンですが、今回のイベントではオーディオ機能、特に「ハイレゾ音源再生」がメインターゲット。

イベントもそういった趣旨によってか、ギブソン、ティアック、そしてオンキョーのコラボレーションによるショールーム
Gibson Brands Showroom TOKYO」(東京・八重洲)にて行われました。






HTC NIPPON 玉野浩社長からHTC J butterfly HTV31のプレゼンテーション



まずは、これまでのRobert Downey Jr氏によるナレーションに加えて、セリフ書下ろしのHTCイメージビデオの紹介。



最後の部分、M9の端末が出てくるシーンがHTCのロゴになっていましたが、会場で流れたのはこの動画。



GSMの開始時期に始まり、共に成長してきたHTC。2014年に実際に毎日使われている携帯電話は36億台!
成熟してきたスマートフォン、どこで違いを出すか苦慮してきた。



前作よりも「深光する」 ロッソ/シルク/インディゴ 3色のカラーバリエーション。



ぜひ覚えて帰って欲しいコダワリの3点、「セルフィー」「サウンド」「着せ替え」




「あきないスマホ」を標榜するだけあって、会場にあった端末は着せ替え機能でホーム画面のデザインを1つずつ異なるものに設定してあるとのことでした。



右が前作 HTC J butterfly HTL23、左が今作 HTC J butterfly HTV31。
インカメの明らかに違う解像度に注目して欲しい。



HTC Sense 7。
勤務先/外出先/自宅 などを登録、GPSにより登録した場所で使用したいアプリ/コンテンツを切り替えて表示できるようになった。



今回の主題であるサウンド機能関連。




外出先にも良い音を持って行って楽しんで欲しいというのがコンセプト。



スピーカーは、薄さをドルビーオーディオで補っている。



スピーカーとイヤホンは別系統のアンプ。HTC専用のディスクリートを搭載。
MusicPlayer含めて、デジタル/アナログの変換部分を入口から出口まで作り込んだ。




日本オーディオ協会に加入、今回からハイレゾマークを付けるようにした。



三本指で画面をスワイプすると様々な機器とつながる HTC Connect。



年初に発表されたSanDisk microSDXC 200GB(日本未発売)にも対応。



この流れで、サンディスク プロダクト・マーケティング担当 長瀬陽子さんに引き継ぎ





今月発売の新製品 ウルトラ デュアル USB ドライブ 3.0の紹介。




このUSBにも対応しているAndroidアプリ SanDisk Memory Zone




micro USBと通常のUSBコネクタの2つスライドスイッチで切り替え。
Android端末で使用するには要OTG対応。 ※HTC J butterfly HTV31は当然ながら対応OK
micro USB側はコネクタサイズ7mmと、ケース装着の端末にも挿せるように工夫。



SanDisk Memory Zoneの使用デモ。
ファイルを選択して、デュアルUSBドライブにコピー




当然ながら、複数ファイルを選択してコピーといったことも可能。




端末のバックアップも取れたりします。



実際にデュアルUSBドライブ 3.0をHTC J butterfly HTV31に挿して、Memory Zoneを使ってみました。
コネクタが稼働式なので、最初は引っ込まないように慎重に挿しましたが、慣れればスッと挿せるようです。
スマホに常時挿しておく訳にはいかないけれども、PCとのデータやり取りの際には活躍するかも?



お土産として、デュアルUSBドライブ 3.0(16GB)をいただきました! ありがとうございます!!



続いて、玉野社長、デジタルメディア評論家 麻倉怜士氏、オーディオライター 野村ケンジ氏によるハイレゾ音源鼎談。



ハイレゾ音源の例題として5曲の紹介。

 ・ Diana Krall / California Dreamin'
 ・ Lee Ritenour / Rio Funk
 ・ Antonio Vivaldi / The Four Seasons(四季)
 ・ 宇多田ヒカル / 誰かの願いが叶うころ
 ・ TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND / MAGUS MODE

会場でお借りしていた端末にも、同じ5曲が入っていました。



麻倉氏からは、


ハイレゾ音源ついては、つまるところ高解像度、音の周波数レンジが広く、高い再現率。

そこからくる良さは、

 ・ メディアが無い頃は生音を聞くしかなかった、その大元の音源の良さ
   ミキサー(卓)の音に近づける
 
 ・ 卓の向う側の会場の臨場感
   さらに卓の向うへ行けるか?(ハイレゾなら行けるはず)

 ・ 演奏家の魂
   演奏時の雰囲気、空気を感じる


野村氏のポタアンの束


野村氏曰く、アナログポタアンでヘッドホンの能力を補うという選択肢もアリだそうです。

玉野社長によると、HTCのエンジニアはできるだけ原音に近い音がイヤホン/スピーカーから出せるように頑張った。
オーディオ協会に持ち込んだサンプルに対して「ほんとにスマホの音?」って言われたくらいに素直な音が出てるとのこと。


オーディオ好きな玉野社長の私物ヘッドフォンなどなど



ハイレゾ音源の体験会



実際に、ちゃんとしたハイレゾ対応機器で聞いてみると、声になる前の息の擦れる音が聞こえるなど、音の奥行?があるというか、再現性の高さを実感じました。

普段はXperia SXをプレイヤーに、Xperia VL付属品のイヤホン(わざわざインナー型を使いたいがためだけに)と、お手軽にしか聞いていませんでしたが、スマホでも、こういう領域まで行けるもんなんだなぁと感じる、なかなか有意義なイベントだったかと。

実践するには、機材がそこそこイイお値段だったり、耳に合うカナル型のイヤホンが、なかなか見付からないなど悩みも深かったりしますが…。

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