2012年6月27日水曜日

rooting toolkit for XPERIA acro HD (ver1.0.1) KDDI IS12S / docomo SO-03D 両対応版

IS12Sについては、ICS(Android 4.0.4)がリリースされています。
まだICSにアップデートしていない人は、↓の記事に新手順があるので参照のこと。
※ICSが来たことにより新手順の方が文鎮リスク低めです。


※SO-03Dの方はICSがまだなので↓の手順を使うか、ICSが来るまで待って新手順を試すか…


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以下、Android 2.3.7向けの手順です。

rooting toolkit for XPERIA acro HD (ver1.0.1)では、

・ KDDI版 IS12S
・ docomo版 SO-03D

の両対応になりました。
また、バッチの不具合修正。
手順の見直しが入っています。


【注意事項】
・メーカー及びキャリアの保証外の行為です。何があってもキャリアショップに
駆け込むような厄介行為はしないでください。
全て自己責任にて実施してください。

・作業には端末のユーザデータの初期化をともないます。
アプリなどの必要なデータは予めバックアップをしてください。

・作業の途中で、グローバル版の XPERIA S LT26iのROMを焼きますが、
その状態では端末のバッテリーを充電することはできません。
LT26iのROMのままバッテリーが干上がると、電源OFFの状態でも充電できない
ため、SEUSで初期化やFlashtoolでftfを焼くことすらできず文鎮化します。
あらかじめ満充電の状態にしてから落ち着いて作業を行ってください。

・手順は非常に面倒で複雑で、しかも罠だらけです。
ちょっと試してみようと気軽にやると確実に高級文鎮化するので、
バッチを読んで理解できない人、UNIXコマンドが解らない人は、
絶対に無茶しないように…。

・注意事項を読み終わったら、下記名前のファイルをfilesフォルダ内に
作ってからバッチを実行してください。
注意事項を全て読みました.txt

・filesフォルダの中身はカラです。
以下のファイルを集めて配置してから実行してくださいね♪
※バイナリファイルの二次配布しませんのであしからず。


rooting toolkit for XPERIA acro HD KDDI IS12S / docomo SO-03D (ver1.0.1)
http://www.mediafire.com/?l4348umyje8f8bm


○必要ファイルの入手方法
・adb.exe
・AdbWinApi.dll
・AdbWinUsbApi.dll
→Android SDKの Platform-toolsからコピーして配置。

・su
→http://downloads.androidsu.com/superuser/su-bin-3.0.3.2-efghi-signed.zip
  をダウンロード、展開して suを取り出して配置。

・busybox
→http://benno.id.au/android/busybox
  をダウンロードしてそのまま配置。


【実行内容概要】
(1) root権限取得
(2) busyboxインストール
(3) suインストール

【事前準備】
(1) 必要ファイルをfilesフォルダにコピーする
(2) 端末側設定「提供元不明アプリ」の有効化
(3) 端末側設定「USBデバッグ」の有効化
(4) 端末側設定「スリープモードにしない」の有効化
(5) 端末側設定「バックライト消灯までの時間を30分」に設定
※一度消灯すると復帰できない局面があるので重要!!
※画面の輝度は、バッテリーの持ちを考えてできるだけ暗めに!!
(6) 壁紙はデフォルトのライブ壁紙ではなく画像を指定しておく
(7) acro HDのバッテリーを100%まで、しっかりと充電 ※超重要!!!
(8) Generic CH(1257-3740)版 XPERIA S LT26iのROM (6.1.A.0.452)を使用。
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1723610
(9) KDDI版 XPERIA acro HD IS12SのROM (6.0.D.0.274)を作成
または
docomo版 XPERIA acro HD SO-03DのROM (6.0.A.5.12)を作成

【実行方法】
(1) 端末をPCにUSB接続して、step1.batを実行。

(2) 端末の電源を切り、LT26iのROM (6.1.A.0.452)を Flashtoolで焼く。
Wipe:ブロックの以下のチェックボックスは外す
・Wipe data
・Wipe cache
・Wipe apps log
Exclude:ブロックのチェックボックスは以下を除いて全て外す
・Exclude partition ※有る場合のみ
Misc:ブロックの No final verificationはチェックする


※焼き終わったら Flashtoolは毎回終了させる。
※終了しないとadb接続が正常にできません。

(3) 端末の電源をオンし、PCにUSB接続して、step2.batを実行。
※この状態ではUSB、充電クレードルともに充電されないため、
※バッテリー切れで文鎮化するので要注意!!

※docomo SO-03Dの場合のみ、
※後のacore暴走で操作不能になる事の対策として、
Lightning launcherをPlayストアからインストールする。

(4) 端末の電源を切り、acro HDのROMを Flashtoolで焼く。
Wipe:ブロックの以下のチェックボックスは外す
・Wipe data
・Wipe cache
・Wipe apps log
Exclude:ブロックのチェックボックスは以下を除いて全て外す
・Exclude partition ※有る場合のみ
Misc:ブロックの No final verificationはチェックする


※焼き終わったら Flashtoolは毎回終了させる。
※終了しないとadb接続が正常にできません。

(5) 端末の電源をオンすると、最初の起動時はacro HDが勝手に再起動します。
※docomo SO-03Dの場合のみ、再起動前にホーム画面をLightning launcher
※に変更しておく。再起動まで時間が少ないので手早く作業すること!

再起動後に画面にacoreが強制終了したとかのメッセージが出ますが、
とにかくダイアログでボタンを押して画面が落ち着くのを待つのがコツ。
言語選択は「日本語」を設定、KDDIのセキュリティ設定はスキップ
【事前準備】(2)~(6)をやり直す

PCにUSB接続して、step3.batを実行。
繋がらない場合は、Ctrl+Cでstep3.batを実行停止し、再度実行し、
バッチが終了するのを待つ。(ADBDの再起動を待ってます)
※ここで画面が消灯すると復帰できないので、こまめに触って消灯を防ぐ。

(6) step4.batを実行。(実行直後に再起動するかもしれません)
続いてstep5.batを実行。

(7) 端末の電源を切り、acro HDを Flashtoolで焼く。
Wipe:ブロックの以下のチェックは全てチェックする。※これまで逆なので注意!
・Wipe data
・Wipe cache
・Wipe apps log
Exclude:ブロックのチェックボックスは全てチェックする。※これまで逆なので注意!
Misc:ブロックの No final verificationはチェックする


※焼き終わったら Flashtoolは毎回終了させる。
※終了しないとadb接続が正常にできません。

(8) 端末の電源をオンし、SuperUserやTitanium Backup等をPlayストアからインストール

以上


【謝辞】
Ver1.0.1で docomo版 SO-03Dとの両対応にするにあたり、

TwitterID: lizanさん
TwitterID: piccoro28さん
TwitterID: yuucyarisuさん

からの情報を参考にさせて頂きました。
ありがとうございました。

2012年6月26日火曜日

XPERIA acro HD KDDI IS12S root化詳細手順

このページの内容は古いです!
最新手順は以下参照

rooting toolkit for XPERIA acro HD (ver1.0.1) KDDI IS12S / docomo SO-03D 両対応版
http://arrowstab-f01d.blogspot.jp/2012/06/rooting-toolkit-for-xperia-acro-hd.html



XEPRIA acro HD KDDI IS12S の root化手順はかなり複雑なので、
rooting toolkit for XPERIA acro HD KDDI IS12S (ver 1.0)
を用意しました。




【注意事項】
・メーカー及びキャリアの保証外の行為です。何があってもキャリアショップに
  駆け込むような厄介行為はしないでください。
  全て自己責任にて実施してください。


・作業には端末のユーザデータの初期化をともないます。
  アプリなどの必要なデータは予めバックアップをしてください。


・作業の途中で、グローバル版の XPERIA S LT26iのROMを焼きますが、
  その状態では端末のバッテリーを充電することはできません。
  LT26iのROMのままバッテリーが干上がると、電源OFFの状態でも充電できない
  ため、SEUSで初期化やftfを焼くことすらできません。
  あらかじめ満充電の状態にしてから落ち着いて作業を行ってください。


・手順は非常に面倒で複雑で、しかも罠だらけです。
  ちょっと試してみようと気軽にやると確実に高級文鎮化するので、
  バッチを読んで理解できない人、UNIXコマンドが解らない人は、
  絶対に無茶しないように…。


・SIMカードは抜いた状態で作業しましょう。
  端末初期化を行うのでモバイルデータ使用がオンになりパケット通信が
  発生します。


・注意事項を読み終わったら、下記名前のファイルをfilesフォルダ内に
  作ってからバッチを実行してください。
  注意事項を全て読みました.txt


・filesフォルダの中身はカラです。
  以下のファイルを集めて配置してから実行してくださいね♪
  ※バイナリファイルの二次配布しませんのであしからず。












○rooting toolkit for XPERIA acro HD KDDI IS12S (ver 1.0)
http://www.mediafire.com/?r4zehsx7mv2ajp2




○必要ファイルの入手方法
・adb.exe
・AdbWinApi.dll
・AdbWinUsbApi.dll
→Android SDKの Platform-toolsからコピーして配置。


・su
→http://downloads.androidsu.com/superuser/su-bin-3.0.3.2-efghi-signed.zip
  をダウンロード、展開して suを取り出して配置。


・busybox
→http://benno.id.au/android/busybox
  をダウンロードしてそのまま配置。




【実行内容概要】
(1) root権限取得
(2) busyboxインストール
(3) suインストール


【事前準備】
(1) 必要ファイルをfilesフォルダにコピーする
(2) 端末側設定「提供元不明アプリ」の有効化
(3) 端末側設定「USBデバッグ」の有効化
(4) 端末側設定「スリープモードにしない」の有効化
(5) 端末側設定「バックライト消灯までの時間を30分」に設定
※一度消灯すると復帰できない局面があるので重要!!
※画面の輝度は、バッテリーの持ちを考えてできるだけ暗めに!!
(6) 壁紙はデフォルトのライブ壁紙ではなく画像を指定しておく
(7) acro HDのバッテリーを100%まで、しっかりと充電 ※超重要!!!
(8) Generic CH(1257-3740)版 XPERIA S LT26iのROM (6.1.A.0.452)を使用。
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1723610
※ftfファイル中に partition-image.sinが有ると焼けないので、
※7zipを使って削除して使う。
(9) KDDI版 XPERIA acro HD IS12SのROM (6.0.D.0.274)を作成しておく


【実行方法】
(1) 端末をPCにUSB接続して、step1.batを実行。


(2) 端末の電源を切り、LT26iのROM (6.1.A.0.452)を Flashtoolで焼く。
Wipe:ブロックの以下のチェックボックスは外す
・Wipe data
・Wipe cache
・Wipe apps log
Exclude:ブロックのチェックボックスは全て外す
Misc:ブロックの No final verificationはチェックする






※焼き終わったら Flashtoolは毎回終了させる。
※終了しないとadb接続が正常にできません。


(3) 端末の電源をオンし、PCにUSB接続して、step2.batを実行。
※この状態ではUSB、充電クレードルともに充電されないため、
※バッテリー切れで文鎮化するので要注意!!


(4) 端末の電源を切り、IS12SのROM (6.0.D.0.274)を Flashtoolで焼く。
Wipe:ブロックの以下のチェックボックスは外す
・Wipe data
・Wipe cache
・Wipe apps log
Exclude:ブロックのチェックボックスは全て外す
Misc:ブロックの No final verificationはチェックする




※焼き終わったら Flashtoolは毎回終了させる。
※終了しないとadb接続が正常にできません。


(5) 端末の電源をオンすると、最初の起動時はIS12Sが勝手に再起動します。
再起動後に画面にacoreが強制終了したとかのメッセージが出ますが、
とにかくダイアログでボタンを押して画面が落ち着くのを待つのがコツ。
言語選択は「日本語」を設定、KDDIのセキュリティ設定はスキップ
【事前準備】(2)~(6)をやり直す








PCにUSB接続して、step3.batを実行。
繋がらない場合は、Ctrl+Cでstep3.batを実行停止し、再度実行し、
バッチが終了するのを待つ。(ADBDの再起動を待ってます)
※ここで画面が消灯すると復帰できないので、こまめに触って消灯を防ぐ。


(6) step4.batを実行。


(7) 端末の電源を切り、IS12SのROM (6.0.D.0.274)を Flashtoolで焼く。
Wipe:ブロックの以下のチェックは全てチェックする。※これまでと逆なので注意!
・Wipe data
・Wipe cache
・Wipe apps log
Exclude:ブロックのチェックボックスは全てチェックする。※これまでと逆なので注意!
Misc:ブロックの No final verificationはチェックする






※焼き終わったら Flashtoolは毎回終了させる。
※終了しないとadb接続が正常にできません。


(8) 端末の電源をオンし、SuperUserやTitanium Backup等をPlayストアからインストール




以上

2012年6月25日月曜日

XPERIA acro HD (IS12S)のroot権限奪取♪

絶賛放置中のこのブログですが、たまには更新しますよw

XPERIA acro HD (IS12S)のroot権限を取得しました♪


IS12Sは、6/16にMNP一括、その場でCB5000円で貰ってきました。
なかなか解析は進まず ICSまで放置かなっと思っていた矢先、
XPERIA S LT26iのICS 4.0.4のStock ROM(6.1.A.0.452)に、
/data/local/tmpの権限変更を利用したシンボリック攻撃が通用する
との話を耳にしました。
…ということで、LT26iのROMを利用してIS12Sのroot権限を奪取しました。


注意事項!!!

・ 高級文鎮化しても泣かない ※実施は自己責任でよろしくお願いします。
・ LT26iのROMを焼いている際は充電が行われません ※電池切れは文鎮化
・ メーカー保証は無くなるので何が起きても auショップに駆け込まないこと


 手順は以下の通り
1. IS12Sの状態で/data/local/tmpをリネームして /dataへのシンボリックリンクとしての /data/local/tmpを作る。

2.LT26i ICS 4.0.4 Stock ROM(6.1.A.0.452)を焼く。 /data等のwipeはしない

3.LT26iで起動後、/dataに書込権限が付いているので /data/local.propを以下の内容で作る

ro.kernel.qemu=1
persist.service.adb.enable=1
sys.usb.config=adb
ro.secure=0

4.IS12S GB 2.3.7 Stock ROM(6.1.A.0.452)を焼く。 /data等のwipeはしない

5.su busyboxを設置する。
※このときadb接続できない場合は以下のコマンドでadbdを再起動

adb kill-server
adb start-server

/systemを書込可能な状態でリマウントすると即時リブートしてしまうので、
su、busyboxの設置はシェルスプリクトにして端末上で何度かリトライ…

6.IS12S GB 2.3.7 Stock ROM(6.1.A.0.452)を焼く。 /data等はwipe /systemは焼かない




手順は非常に面倒で複雑です。
ちょっと試してみようと気軽にやると確実に文鎮化するので無茶しないように。

/systemのリマウントで再起動する件は理由を調査中。
回避モジュールを作らないとダメかもしれませんね…。

SO-03Dでも同じ手法が通用するかと思います。
実機を持って無いので試せませんw
IS12SにSO-03DのROMを焼いたら動くんで多分大丈夫じゃないかと。


以上、速報としてのご報告まで…