ソースは公開されているので読んでみると、V3版のsinファイルへの対応が完了しているようなので、試しに自家ビルドしてみました。
Flashtoolのソースはgithub上で公開されています。
https://github.com/Androxyde/Flashtool
自家ビルドするだけなので
$ git clone https://github.com/Androxyde/Flashtool.git
てな具合に取得します。
…ウチの回線遅すぎて取得完了まで一晩かかったよ…。
取得し終わると、Flashtoolというディレクトリができてます。
cloneした後、最新の状態に更新するなら、Flashtoolディレクトリで
$ git pull
すると最新の状態を持ってきてくれます。
新規にWindows用のGUIなgitのツールを入れたりするのが面倒なんでLinuxからコマンドを打って取得しました。
取得した場所自体はLinux端末からNFSマウントしたNAS(DRobo FS)上にあり、Windowsからもドライブ共有できるようにしてあったります。
ビルドはeclipse上で行います。
Pleiades All in Oneを使ってます。
取得したソースからプロジェクトを登録するには、メニューバーから以下を選択。
メニュー >> 新規 >> プロジェクト
「新規プロジェクト」ダイアログでは「Java プロジェクト」を選択し、「次へ」ボタン
「新規 Java プロジェクト」では以下の内容を設定し、「次へ」ボタン
・ プロジェクト名: Flashtool (任意の名前でOK)
・ デフォルト・ロケーションを使用 のチェックを外す
・ ロケーション: githubから取得した場所
内容を確認したら、「完了」ボタン
プロジェクトの作成が終わったら、ふむふむとソースを眺めたりしますw
Windows版をビルドをする際、Unicode NSIS を使うのでインストールしておきます。
Unicode NSISのインストール先として64bit版WindowsのProgram Filesのパスがハードコーディングされているので、環境によって異なる場合は、setup-windows.xml を2箇所修正する必要があります。
まずは deploy-release.xml を使ってビルド。
しばらく待つと、こんなカンジで完了します♪
Windows版を作るので、今度は setup-windows.xml を使ってビルド。
JREの展開のところやインストーラーのexeファイル作成などで、かなり時間がかかるので気長に待ちます。
正常に完了すると、こんなカンジ♪
ビルドが完了すると、プロジェクトファイルの兄弟ディレクトリにインストーラーのexeファイルが出来上がります。
何も変更せずにビルドしたので、Ver 0.9.10.1になってますが…。
インストールして起動してみると、えらくアッサリとした画面になってるような…。
Toos >> Sin Editor で、Sin Editor を呼び出し、system.sinを読み込んだあと、Extract data で /system の ext4なディスクイメージを取得することができました♪
※ 2013/02/24 04:00 JSTくらいのソース断面での確認
ext4なイメージが得られれば、Linux端末でマウントしてみたり、LinuxReaderで読み込んでみたりでイロイロできますね♪
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