2013年2月24日日曜日

FlashtoolがXPERIA Zのsinファイルに対応したようなのでビルドしてみる

Flashtoolと言えばXPERIAを弄るのに必須のツールですが、XPERIA Zに正式対応した版は、まだリリースされていません。 ※2013/2/24 6:00 JST時点
ソースは公開されているので読んでみると、V3版のsinファイルへの対応が完了しているようなので、試しに自家ビルドしてみました。

Flashtoolのソースはgithub上で公開されています。
https://github.com/Androxyde/Flashtool


自家ビルドするだけなので

$ git clone https://github.com/Androxyde/Flashtool.git

てな具合に取得します。


…ウチの回線遅すぎて取得完了まで一晩かかったよ…。

取得し終わると、Flashtoolというディレクトリができてます。
cloneした後、最新の状態に更新するなら、Flashtoolディレクトリで

$ git pull

すると最新の状態を持ってきてくれます。


新規にWindows用のGUIなgitのツールを入れたりするのが面倒なんでLinuxからコマンドを打って取得しました。
取得した場所自体はLinux端末からNFSマウントしたNAS(DRobo FS)上にあり、Windowsからもドライブ共有できるようにしてあったります。


ビルドはeclipse上で行います。
Pleiades All in Oneを使ってます。

取得したソースからプロジェクトを登録するには、メニューバーから以下を選択。

メニュー >> 新規 >> プロジェクト


 「新規プロジェクト」ダイアログでは「Java プロジェクト」を選択し、「次へ」ボタン


「新規 Java プロジェクト」では以下の内容を設定し、「次へ」ボタン
・ プロジェクト名: Flashtool (任意の名前でOK)
・ デフォルト・ロケーションを使用 のチェックを外す
・ ロケーション: githubから取得した場所


内容を確認したら、「完了」ボタン


プロジェクトの作成が終わったら、ふむふむとソースを眺めたりしますw


Windows版をビルドをする際、Unicode NSIS を使うのでインストールしておきます。
Unicode NSISのインストール先として64bit版WindowsのProgram Filesのパスがハードコーディングされているので、環境によって異なる場合は、setup-windows.xml を2箇所修正する必要があります。

まずは deploy-release.xml を使ってビルド。


しばらく待つと、こんなカンジで完了します♪


Windows版を作るので、今度は setup-windows.xml を使ってビルド。
JREの展開のところやインストーラーのexeファイル作成などで、かなり時間がかかるので気長に待ちます。


正常に完了すると、こんなカンジ♪


ビルドが完了すると、プロジェクトファイルの兄弟ディレクトリにインストーラーのexeファイルが出来上がります。
何も変更せずにビルドしたので、Ver 0.9.10.1になってますが…。


インストールして起動してみると、えらくアッサリとした画面になってるような…。


Toos >> Sin Editor で、Sin Editor を呼び出し、system.sinを読み込んだあと、Extract data で /system の ext4なディスクイメージを取得することができました♪
※ 2013/02/24 04:00 JSTくらいのソース断面での確認


ext4なイメージが得られれば、Linux端末でマウントしてみたり、LinuxReaderで読み込んでみたりでイロイロできますね♪



1 件のコメント:

  1. インストールの追跡 で監視プロセスを効率化しましょう! この機能により、アプリのインストールに関するリアルタイムの洞察が提供され、ユーザーはデジタル環境に関する最新情報を常に得ることができます。 デバイスのアクティビティに対する制御と認識を維持するのに最適です。

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